落ちる夢というのも、よく見る夢の一つでしょう。
崖から落ちる、ビルから落ちる、橋から落ちる。
落ちる感覚で、ハッと目が覚めてしまうことも多くあります。
あるいは、下に激突して目が覚める場合もあるでしょう。
落ちるというのは、心が不安を抱えている状態を示します。
気持ちの不安定さが、夢の中にも表れているのです。
人間関係や、恋愛、社会的なもの、体調面など、漠然とではなく具体的に何か不安がありませんか?
地に足が付いていないと、そのような夢を見るのです。
ビルから落ちる夢は、今の社会的地位を失うことへの不安や、今の自分の自信のなさを示しています。
また、橋から落ちる夢は、絆や契約などを失うことへの不安を表しています。
これは営業職の人が多く見る夢なのだそうです。
落ちる夢はそのように不安を示していますが、何かにぶつかったり無事に着地したりすれば、それは解決の糸口が見つかったということです。
逆にどこまでも落ちていくような夢は、出口の見つからないことを暗示しています。
落ちる夢を見るようなら、一度、自分の不安材料などを洗い出してみましょう。
それが解決しないと、また落ちる夢を見てしまいます。
落ちると言っても、自ら飛び込む夢だと、また意味合いが変わってきます。
思い切って飛び込むというのは、何かを決断するということを示しているので、ポジティブな夢なのです。
落ちる夢というのはハッとしてしまうのであまり見たくはありませんが、どうせなら自ら飛び込む夢を見たいですよね。