誰かが死ぬ夢なんて、縁起が悪いと思うでしょう。
自分はもちろん、家族、友人、知人など誰が死んでもあまり良い夢だとは思えません。
夢から目が覚めて、ハッとするのではないでしょうか。
自分が死ぬ夢ならば『良かった、夢で』と思いますし、誰か身近な人ならば少し後ろめたい気もします。
夢の中で死なせてしまうなんて、申し訳なく思ってしまいます。
『決して死んでほしいなんて思っていないはず……』と弁解もしたくなりますよね。
誰かが死ぬ夢というのは、意外と見る人は多いようです。
実は『死』というのは、決して悪い夢ではありません。
それどころか、良い夢なのです。
死というのは、成長や発展などを意味し、今までのその人が良い方向に生まれ変わるという意味があります。
親が死ぬ夢なら、自分が親から自立することを示し、恋人ならその関係が結婚などに発展することを示します。
また、その人の出世や栄転など、喜びごとも暗示しています。
今の状態が一度死に、新たに生まれ変わる夢なのです。
ただし、それは夢の中のその死にあまりネガティブな感じがなかったときの場合です。
死に対する不安や願望などがあると、その死はネガティブな感情を伴って夢に表れることもあるのです。
夢の中で誰かが死んだとき、どのように感じていたかを思い出してみましょう。