壁宿(へきしゅく)という宿曜のもとに生まれた人は、お人よしで平和主義な、まるで心を和ませるタンポポのような人です。
派手な印象を与えるということはほとんどなく、なるべく平均のラインを歩んでいきたいという気持ちを強く持っている人です。
そのため、どこか地味な雰囲気をしているようなところもありますが、本人としてはそんなことはお構いナシで、着実に、そして堅実に人生をゆっくりと歩んでいくのが特徴です。
困っている人を見過ごすことのできない、慈悲深い性格をしているので、自然と周囲からたくさんの信頼をあつめることになります。
しかし、壁宿の人は基本的に一人でいることを好むようなところがあります。
お人好しとはいえ、根がしっかりしている人なので、人とはいつもある程度の距離を置いているのです。
ですので、人助けはしますがそこからずるずると寄りかかられるような状況になると、何としてでも相手から離れようとします。
恋愛に関しては、大変愛情が深い人でもあるので、一見ロマンチストのように見えるのですが、ある一定のところで相手に対してとたんに興味を失ってしまうこともしばしば。
両極端な面を併せ持っているのです。
そのことからも、異性運は場合によっては若干不安定で、いつも風の吹くままに揺れているというようなことにもなりかねません。
感情を理性でコントロールすることがとても大事です。
仕事面では、人の評価を気にしないというようなところがあるので、自分の評価を満たすことのできそうな仕事を見つけてみてください。
また、人助けのような形になる仕事にも縁があります。