尾宿(びしゅく)という宿曜のもとに生まれた人は、好奇心の塊のような実業家タイプです。
心に強い信念を持ち、精力的に活動する、いわば“やり手”という印象を周囲に与えるでしょう。
基本的に楽観的な性格をしていて、そこが尾宿の大きな魅力となるのですが、もともと古風な価値観を持っているので、案外しおらしい一面も持ち合わせています。
尾宿の人は、一旦手をつけたことに関しては簡単に止めませし、そして諦めません。
マイペースで、黙々と努力を重ねていく忍耐力の強い人です。
ですので、尾宿の人は必然的に何か一つのことを継続していくという傾向があります。
恋愛に関しても、基本的には一人でも生きていけるのが尾宿の人の特徴ですが、一旦相手を好きになると一直線に尽くしていきます。
古風であるがゆえ、そして熱しやすく冷めにくい性格ゆえに、とことんイイ女になることができるのです。
ただし、それにも例外があります。
尾宿の人は、相手に無理やり何かをさせられるということを非常に嫌います。
いつも、自分の本望によって行動したいんですね。
ですので、そうしたことが重なると、さすがの尾宿の人も相手に対する気持ちが電池切れを起こしてしまいます。
仕事では、行動力と計画力を必要とされる分野で大成する可能性を秘めています。
とはいえ、尾宿の人の性質上、何となく始めたという仕事でも比較的長く勤めてしまうんですよね。