畢宿(ひつしゅく)という宿曜のもとに生まれた人は、人が思わず息を飲むような透明な美しさを持つ人です。
それは“高貴な美”というよりは、もっと身近で気安い美しさ。
庶民的な風格の中に宿る純粋なみずみずしさ、とでもいいましょうか。
大和撫子のような畢宿の人も、実は内面は非常に頑固で、一歩一歩着実に人生を歩んでいくしっかり者であったりします。
常に冷静で、決して焦ることのない人柄から、生涯を通して多くの人たちとの縁に恵まれます。
しかし、マイペースでなおかつ執着心も強いので、自分が必要であると感じるものに関しては何があっても守り通すといった強さを秘めています。
そうした性質がときに、周囲の人からみるとわがままな人のように思われてしまうこともしばしば。
しかし、何事も行き過ぎなければ、習慣と共に可愛さになってしまうものです。
とはいえ、畢宿の人はもともと自分の世界をしっかりと持っているので、他人の意見は根本的にあまり気にしないでしょうね。
畢宿の人は体力的にも強い人が多いのと、上記のように自分が興味を持ったことであればとことん追求していくことのできる凝り性的な性質を持ち合わせているため、仕事は自分が興味を持てるものをチョイスすると良いでしょう。
ですが、基本的に畢宿の人はどのような職種においても、自分らしい力を発揮することが出来るといえます。