占星術による黄道12星座、12サインにはそれぞれ守護星が決められています。
支配星とかルーラーとか呼ばれている星ですね。
白羊宮は火星、金牛宮は金星、双子宮は水星、巨蟹宮は月、獅子宮は太陽、処女宮は双子宮と同じく水星、天秤宮も金牛宮と同じく金星、天蠍宮は冥王星で副星(サブルーラーとも言われています)が火星、人馬宮は木星で磨羯宮は土星、宝瓶宮は天王星で副星が土星、最後の双魚宮は海王星で副星が木星となっています。
天王星、冥王星、海王星が見つかる以前は副星が守護星とされていましたが、発見後はそれぞれが副星に退いています。
また占星術は世界各国で行われていますが、古典的存在のインド占星術や伝統的西洋占星術では新たに見つかった3つの星は使っていません。
さて、なぜ太陽系の惑星(太陽や月は惑星ではありませんが、占星術が始まった頃の天体には惑星の概念がなく、天体で存在を強調する星たちという括りであるので含まれているわけです)が星座を支配、あるいは守護しているのかという点辺りから、占星術の真骨頂、つまり占いになっていくわけですね。
それを次項で解説していきます。
それにしても、今以上に暗くて星がよく見えるとはいえ、占星術が始まった頃の時代、土星まで肉眼で見えていたわけです。
占星術やっていた人って、視力6.0ぐらいあったんじゃないでしょうか?