88の星座のうち星占いの12星座以外にも、中には「それ、知ってる!」的な星座があるはずです。
たとえばコミック「北斗の拳」の主人公、ケンシロウの胸に刻まれた7つの星は北斗七星、また和名で七剣星ですが、これは「おおくま座」の一部で腰から尻尾の部分を形成しています。
北斗七星、柄杓の部分の長さを5倍にすると北極星が見つかります。
これは星座ではありませんが、ちょっと前の女性たちでブームになった「冬のソナタ」でお馴染みのポラリス(北極星)ですね。
不滅の名作シリーズとなっているウルトラマンの出身はM78星雲にある光の星ですが、一応、架空の星ではあるけれど、M78は実際にあり、オリオン座の反射星雲(地球からは近くの恒星が星間分子雲を照らしていることで認識できる天体、って解説の方が難しくなっていますね)です。
そのほかにもアンドロメダ座やカシオペヤ座、ヘラクレス座やへびつかい座といった星座は名前ぐらい聞いたことがあるでしょう。
それらの星座を含め、88も星座があるのになぜ星占い、占星術は12の星座しか使っていないのか?
これは誰しも疑問に思うこと。
そこでもう一度、空を見上げてみましょう。
天体にあるのは星座だけでないことに気がつくはずです。