天堂星(てんどうせい)の運勢と特徴

天堂星(てんどうほし)は、人の人生に当てはめると、老人のころにさしかかったあたりに相当します。

算命学の星の算出法

人生の大きな局面をいくつも越え、自分は第一線から引いて、あとは自分の余生を楽しもうとしている時期です。

その精神というものはどこか、人生に対しての悟りを開いたようなところがあり、特定のことに関してがむしゃらになったりせずに、ただただ結果を受け入れるというような、静寂の価値観を持っています。

諦めにも似ていますが、それと同時に、多くを望まない、すでにそこにあるものでいかに毎日を積み重ねていくかという粘り強さを持っている星なのです。

天堂星は老人の星。

そのため、この星を持っている人は、お年寄りから可愛がられることが、不思議と多くなります。

また、現実的な欲望の薄い星なので、自然と自己の精神性を高めていくようにもなります。

天下取りの星「天将星(てんしょうせい)」の、運勢の頂点からゆるやかに下り始めたころの星、天堂星。

この星を持っていると、年齢が若い頃でもどこか落ち着いた雰囲気をかもし出す大人びた子供であったり、青年であったりするでしょう。

はたから見ると、子供特有の無邪気さや威勢のよさがかけているように思われることもありますが、見方によっては、行動がいつも慎重で、失敗の少ない人とみることもできます。

お年寄りの方というのは、いつも一歩後ろからみんなを見守っているというような、静かなイメージがありますよね?

天堂星を持っている人は、それと同じで、自分からどんどん人の輪に入っていくということはありません。

その様子が引っ込み思案に見られたりもしますが、それが天堂星を持つ人の心遣いであったりするのです。

天堂星の持つパワーは「8点」です。

お年寄りに縁の深い職業などで重宝される存在となることでしょう。

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