天恍星(てんこうせい)は、有意識の従星(じゅうせい)です。
人間の人生に当てはめてみると、ちょうど思春期を迎えた少年少女のような時代に当てはまります。
多感で、いつもゆらゆらと揺れているような星、天恍星。
華やかな世界に憧れ、そうした空想にふけったりするのもこの星を持つ人の特徴です。
天恍星を持つ人は、いくつになっても若々しさを保つ、明るい人が多いです。
この星は別名「お色気星」とも言われ、異性に縁の深い星でもあります。
本人の意識とは関係なく、独特の魅力を放つため、周囲の人を魅了します。
本人は自意識が強く、自分をプロデュースすることに力を注ぎます。
外見的には明るく、いつも華やかな印象を抱かせますが、実は天恍星を持つ人の内面は非常に孤独なことが多いです。
この星は、ズバリ、迷いの多い星です。
その内面の暗さを隠すかのように、周囲には明るく振舞い、周囲の人に喜びを提供しようとするのですが、本人はいつもユラユラと揺れています。
その強い葛藤が、他人へのいたわりや慈しみへとつながっていきます。
天恍星の持つパワーは「7点」です。
いつまでも若々しく、そして瑞々しい感性を持っていますが、この星が中年期にあると、特に色情問題を起こしやすいので、その点はしっかりと引き締めておく必要があるかもしれません。