玉堂星(ぎょくどうせい)は母性の星

玉堂星(ぎょくどうせい)は、常識的で穏やかな気質の星です。

算命学の星の算出法

玉堂星は、本質的に母性を兼ね備えている星です。

この星を持っている人は、実の母親との縁が深い傾向にあるのですが、自分の中にもその親と同じような、深い深い愛情が流れているのです。

自分に気がついてほしい、愛されたいがゆえに愛情深くなる禄存星(ろくぞんせい)や司禄星(しろくせい)とは違い、玉堂星の愛情は見返りのないものであることが多いです。

仲間や目下を静かに見守り、必要な手助けは惜しまないというタイプなのです。

ですので、玉堂星を持つ人は、自分に慕いついてくる者に対して、どこまでもとことん可愛がってしまうようなところがあります。

また、自分に子供ができれば、その深い、母性的な愛情をぞんぶんに注ぎ込んでいきます。

ただし、それは子供の成長における障害になることもありますね。

気がつくと過保護に――というパターンがそれです。

いずれにしても、愛する人に注ぐ愛情の深さは、とっても穏やかで優しいのが特徴です。

玉堂星を持っている人は、それが例え男性であったとしても、内面には女性的な柔和さを持っています。

そのため、男性的な迫力や力強さとは、ちょっと縁遠くなってしまう傾向があります。

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