玉堂星(ぎょくどうせい)の特徴

玉堂星(ぎょくどうせい)とは、水性の陰の質を持つ星です。

算命学の星の算出法

同じ水性の陽の星である龍高星(りゅうこうせい)が、体験から知恵を産み出していくのに対して、玉堂星は古くから受け継がれてきた伝統の中に知恵を見出だしていきます。

玉堂星を持つ人は、先人の教えやしきたりに心を惹かれることが多いはずです。

龍高星が、自己の体験から編み出す知識なら、玉堂星は慣習から学ぶ、知識の純粋な習得です。

そのことから、玉堂星を稼動させるには、経験者はどのようなことをしてきたのか、ということについての知識が必要とされることが多くなります。

龍高星が「動」なら、玉堂星は「静」。

玉堂星は、常識にからそれることなく、穏やかな環境で学問に取り組むことを好みます。

そのため、実は卓上の理論で終わってしまうこともしばしばあります。

しかし、知識を吸収する力は非常に強いです。

また、玉堂星を持つ人は、目上との縁も深い傾向にあります。

年上の人から可愛がられることも、必然的に多くなります。

母親とのかかわりも多くなる傾向があり、この星が宿命内に多くあると、マザコン的な質を持つこともあります。

印象としては、小柄で線の細い雰囲気をしている人が多い星です。

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