牽牛星(けんぎゅうせい)を持つ人は、名誉運に恵まれています。
人というのは、名声を意識して行動するとうまくいかないことが多いのですが、牽牛星を宿命に持つ人は、名声を得るにはどのような行動をとればいいのか、どのような選択が正しいのかということを無意識のうちに心得ているのです。
そうした特長は、必然的に牽牛星の人を社会貢献へと向かわせます。
そのため、自然と社会的・政治的な活動をすることが多くなる牽牛星の人ですが、そうした行動の積み重ねがゆっくりとその人の足元を固めていくことになります。
名誉運に恵まれている牽牛星の人でも、名誉や名声を意識するのはNG。
名誉を意識して得た名誉は、本当の意味での名誉ではなくなってしまいます。
組織全体の声を総括して処理するのが上手な牽牛星の人ですので、組織の中心へと持ち上げられていくことも少なくはないでしょう。
しかし、名声や名誉を得れば得るほどに、そうした活動に費やされる時間も多くなっていきます。
従星(じゅうせい)の力が弱い人は特に、疲れたときこそ意識的に休息を摂るようにしたほうが良いです。
ちなみに、それとは逆に従星の持つ力が強い人は、ちょっと無理したくらいではバテません。
主星と従星の組み合わせを見ることも、算命学ではとても大切なポイントとなります。