司禄星(しろくせい)の特徴

司禄星(しろくせい)という星は、土性の陰の質をもつ星です。

算命学の星の算出法

同じ土性で、陽の質をもつ禄存星(ろくぞんせい)が、回転財を表すのに対して、司禄星は“蓄積”していく財を意味します。

司禄星は、人物で表すと“妻”にあたり、非常に家庭的な質を持った星です。

堅実さにかけては、他のどの星よりも抜きんでていて、冒険的な行動をみずから進んで行うようなことはないでしょう。

司禄星も、無意識に人をひきつけていく星ですが、禄存星のような平等な愛情というよりは、限定された範囲にそれが向けられることが多いです。

それは、まさしく“家庭”というスペースですね。

愛情深いのは、禄存星と共通していることですが、誰にも彼にも愛情を分け与えるというタイプではありません。

司禄星は、蓄積していくことでその星の力を発散していきます。

気がついたら物であふれかえっている、といったような感じ。

司禄星は、コツコツと物を集めるのが得意なのです。

時間をかけて物事をなしていくことに粘り強さを発揮し、マイペースに歩んでいきます。

司禄星は、この粘り強さを発揮しないともったいない星です。

この星を持っているけれど、忍耐力はあまりないかも・・・と感じる人は、これから人生を歩んでいくうちに、必ず継続力がついてくるはずです。

関連記事(一部広告含む):