禄存星(ろくぞんせい)は、愛情豊かな星です。
博愛精神をもった、平和な星なので、争いごとなどは好きではありません。
しかし、愛情が平等すぎて、ときに誤解を招いてしまうようなこともあります。
パートナーに嫉妬心を抱かせてしまうのです。
というのも、禄存星を持つ人は、相手に与える愛情が平等になりがち。
愛情の栄え目がないといいましょうか。
しかし、それは浮気性というわけではなく、禄存星を持つ人にとって当然のことなのです。
愛情深い禄存星は、いつも平等な愛を持っているのです。
この星を宿命に多く持つ人は、愛情が二倍にも三倍にもなる人もいれば、それとは反対に異性関係に対して潔癖になるケースもあるようです。
禄存星を人物に例えると、“父”や“愛人”にあたります。
しかし、愛人だからといって、必ずしもそのような存在を作るというわけではありません。
どんな星を持っていたとしても、それは本人次第なんですよね。
引力のこの星は、無意識に人をひきつけてしまうオーラをまとっているといってもよいでしょう。
人を引き寄せ、財を引き寄せ、物を引き寄せる星、禄存星。
禄存星は、本人の望む・望まないに関わらず、さまざまな要素を回りに引き寄せていきます。