石門星(せきもんせい)は、外交力に長けた星です。
時に仲間同士のいさかいなども耳に入るでしょうが、一切動じません。
それをうまく調整することができるのが石門星の特徴であり、そうした能力に気がつかずにいると、石門星のよさを発揮しにくくなります。
このように、石門星は友達や仲間を増やしていくことに柔軟性を発揮する星ですが、反対に強さは内面に向かって蓄積されるようになります。
石門星は、表面的には非常に社交的に見えたとしても、内面は意外と頑固者です。
頑固者という点は、同じ木性の質である貫索星(かんさくせい)と同じですね。
しかし、貫索星の持つ「個人の頑固さ」とは違って、石門星の頑固さは、集団を導き、統率するための頑固さなのです。
表面的にはソフトな対応で人々の調整役となっていても、そうして自分の下へ人脈を集めていくことによって、集団を調整していくのです。
ですので、石門星の心の中は誰にもわからない、ちょっとしたミステリーのような感じなのかもしれませんね。
本来、人に対する気配りがとても上手な人なので、石門星が内面の頑固さを見せるのは、ごく近しい人だけになるでしょう。
ここまで石門星の特徴を書いてきましたが、何となくスキのない人のような印象になってしまったかも(笑)。
実際には、人が喜ぶのが嬉しい、優しい人なのです。