貫索星(かんさくせい)の特徴

五行では木性の陽の質である貫索星(かんさくせい)は、守備本能の星です。

算命学の星の算出法

守備本能という特性を発揮するためにキーワードは“守る”こと。

生命を維持するためには、己の命を守る力がなくてはなりません。

また、成長していくにつれ、必然的に守るべきものが増えていきます。

そうした、自分の生活を守りたい、自分にとって大切な存在を守りたいという無意識な思考が、守備本能の持つ特徴です。

そうした中でも、貫索星は、個人の守りに長けた星です。

それは、集団で協力しながらというよりは、その人個人で、単独で守っていくというような感じです。

人体図の中に守備本能の星を持っている人は、まず“守るにはどうしたらよいのか”という発想から思考が広がっていく傾向が強くなります。

貫索星を持っていれば、自分がどう動けば、どのように考えていけば守りへとつながるのかという風に考えます。

個人の守りですので、他力本願ではなく、常に自力本願です。

各星の特徴は、人体図に現れるその他の星とバランスの取れた状態で発揮されるのが理想的ですが、貫索星の質が陰転すると頑固さが目立つようになったり、人の話を素直に聞くことが出来ない人になってしまったりもします。

しかしそれとは逆に貫索星が陽転して、それぞれの星の力を絶妙に発揮することができれば、貫索星の特徴である“守り”の質があなたにとって、そして周りの人にとって理想的な形で発揮されることになります。

貫索星は個人志向の強い星なので、集団で何かをするというよりは、自分ひとりで好きなことに没頭するほうが居心地が良いかもしれません。

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