丁巳(ひのとみ)生まれの人の性格

丁巳は、火性の陰干である「丁(ひのと)」と、夏の十二支である「巳(み)」が一つになって成立している干支です。

干支(生まれた日)の算出法

干支番号は54番、夏に燃える祭壇の炎です。

一見大人しくクールなタイプに見えますが、この生まれの人は強烈なバイタリティーを内に秘めています。

丙午が、干・支ともに火性(陽性)で成り立っているのと同じで、丁巳もどちらも火性(陰性)です。

筋が通らないことには縦に首を振らない、気品高い孤高の人であり、同時に庶民受けする人懐っこさも持ち合わせているというような、不思議な人です。

丁巳の人が持つ繊細な神経は、常に完全の美を目指して張り巡らされているため、人に何かを任せることが難しい⇒自分の思うことはほとんど自分でやってしまうことが多いです。

また、そのせいもあり、丁巳の人は群れることを嫌い、孤独を選ぶ人です。

葛藤も強いでしょう。

特に女性には強すぎる干支であるといわれています。

男女共に、家庭に安住を求めることが難しいのです。

しかし、この日に生まれた人の特徴として、ある日突然世の中の脚光を浴びる可能性を秘めている人であるということがいえます。

今まで自分が何となく続けてきた、もしくはこつこつ積み重ねてきたことが、何らかのきっかけで大衆に公表されるという可能性があるのです。

ですので、今何か打ち込んでいるものがあれば、これからも取り組み続けてみてください。

他の干支にしてもそうですが、苦労や葛藤というのは、その人だからこそ与えられるものなのではないかと私は思うのです。

苦労して、より高い精神性を築き上げていくことの出来る人だから―――。

苦労に折れてしまう人には、そのような試練は与えられません。

精神に強い葛藤を抱えている人は、それがどこにも流れない間は同じ苦しみを感じ続けることになりますが、何かのきっかけがどこかで必ずあなたを待っています。

流れが来たら、あとはその流れに身を任せて、ついてってみましょう。

丁巳の人は、どの干支にも備わっていない、実に感性豊かで繊細な精神を持ち合わせています。

何か打ち込めることを探すことで、あなたの可能性は更に広がっていくはずです。

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