癸丑(みずのとうし)生まれの人の性格

癸丑は、水性の陰干である「癸(みずのと)」と、冬の十二支である「丑(うし)」が一つになって成立している干支です。

干支(生まれた日)の算出法

干支番号は50番、「丑」は春の要素を含んだ土性の十二支ですから、その上に雨(癸)が降り注いでいるといったようなイメージですね。

春を目前に降る雨に、土壌が凍っているという様子です。

癸丑の人も頑固者ですが、これは自己主張をするといったような前進性の頑固さではなく、守りの頑固さとなります。

組織を守る、家庭を守る、自己を守る。

特に最後の「自己を守る」というところは徹底しているでしょう。

ですので、人のペースを見ながら付き合うというようなことはほとんどしません。

とはいえ、必要な程度の社交性は持ち合わせていますが、本来は一人で行動することを好み、そして孤独な環境に対して寂しさを感じにくいのです。

好き嫌いを、引け目を感じることなく保持して、それを元に行動していくといったような、ストイックな一面も持ち合わせています。

しかし、その無駄のない性質が職業においてプラスに作用するのか、癸丑の人は仕事で成功している人が多いようです。

「動かしがたい実力者」といった感じですね。

また、外柔内剛型ですね。

ゆったりとしていて、落ち着いたタイプの人なのですが、癸丑の人は特に物静か。

男性であればなおさら、本性を伺いにくい、ミステリアスな印象を受けるはずです。

怒ると怖いというタイプかもしれませんね。

しかし、誠実で真面目であるため周囲からの信頼は篤くなりますので、孤立するということはほとんどないといってよいでしょう。

そのことからも、癸丑の人は本当に、不思議な魅力を持っている人ということがいえるのです。

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