庚戌(かのえいぬ)生まれの人の性格

庚戌は、金性の陽干である「庚(かのえ)」と、秋の終わりの干支である「戌(いぬ)」が一つになって成立している干支です。

干支(生まれた日)の算出法

干支番号は47番、「戌」は収穫の終わった後の秋の時期を指します。

秋の鋼鉄、戦争の中心である将軍のような干支です。

鋼の質は激しい気性へとつながるのですが、庚戌の人はそれが「頑固さ」へとつながることになります。

責任感が強く、真面目な人が多い庚戌の人。

一見、大人しく見える人なのですが、大切なとき・肝心なときにこそ力を発揮することの出来る、スケールの大きな人物です。

ですので、重箱の角をつつくような・・・小さなところに視点を置くと、庚戌の人のせっかくの度量が発揮されにくくなります。

内面で静かに闘争心や攻撃性を燃やしているというタイプなので、付き合っていくうちに徐々にこの人の気の強さがわかってくるはずです。

気が強いので、自分のペースを乱して人付き合いをするということはありません。

あくまでも自分のペースで周りの人を取り込んでいきます。

というよりも、この人に周りの人が自然と引き込まれてしまうのですよね。

「もっとこの人のことを知ってみたい」

人の嫌がることも自ら手を上げて行動することが出来たり、強きを砕き弱気を助ける、というような、人情的な性格が、大きな魅力となるのです。

庚戌の女性は、ご主人は同等の力を持ち合わせている人を選ばれるほうが利口でしょう。

逆に力の弱い人を選ぶと、対立することが多くなってしまうかもしれません。

一緒にいて「いつまでもついていきたい」という思いを抱けるような相手であれば、大抵はうまくいくでしょう。

関連記事(一部広告含む):