戊申(つちのえさる)生まれの人の性格

戊申は、土性の陽干である「戊(つちのえ)」と、秋の十二支である「申(さる)」が一つになって成立している干支です。

干支(生まれた日)の算出法

干支番号は45番、秋の山岳にある頑固な要塞のようなイメージ。

硬い、ということはなく、わりとソフトな雰囲気をまとっていて、安定した精神を持ち合わせている、頼りがいのある干支です。

また、強引で力強い感じも一切なく、戊申の人からは品の良ささえ感じられるほどです。

そして「戊」という、大きな山のような存在ですから、周囲の人の注目を集めやすいです。

土性特有の頑固な性質を持っているので、努力家ではありますが、人懐っこい性格をしているので、傍から見ていてもそれほど頑固さは感じられません。

自意識は強いですが、自分は一歩引いた立場から物事を見ていたい⇒裏方でいたいという心理も働くため、そのギャップが不思議な個性として人々の目を引くこともあります。

周囲の状況を冷静に観察しながら、わが道を行く。

情に篤い人なのに、たまに「クールで冷たい人」というように勘違いされてしまうのは、この「自分は一歩引いて・・・」という考え方がもたらすものかと思います。

まとめ役としては適任であるのが、戊申の人の特徴です。

最後の締めくくりが上手なので、そういったことを任される立場に落ち着くと、才能を思いっきり発揮することが出来るはずです。

人懐っこくてチャーミングなくせに、人との間に少しだけ距離を保とうとするのが戊申の人であります。

憎らしいほどに、スター性の強い人なんですよね。

その距離感を縮めたいと、多くの人から愛されるでしょう。

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