壬辰(みずのえたつ)生まれの人の性格

壬辰は、水性の陽干「壬(みずのえ)」と、土性の十二支「辰(たつ)」が一つになって成立している干支です。

干支(生まれた日)の算出法

干支番号は29番、辰は春と夏をつなぐ十二支です。

まさに春の大海、夏へと多くの恵みを育んでいく、器の大きな干支です。

スケールが大きいのでまとまりには欠けますが、それだけブレーキなしで前進することの出来る力量を備え持っています。

多くのものを自分の海に取り入れて観察するので、人を観察したり批評したりするのがとても得意です。

しかし、それは必ずしもいい評価につながるわけではなく、どちらかというと批判的な内容になることのほうが多いかもしれません。

しかしこれは、壬辰の頭脳があまりにも優秀であるためで、その頭の中の物差しで見比べられてしまいますので、一概に相手が悪いということにはつながりません。

頭脳明晰でありながら、内面には若干複雑な感情を泳がせています。

それを言葉で表すということは難しく、しかしながらこのことが時に壬辰の人に高い芸術性などをもたらすことになります。

常に冷静である反面、愛情はやはり深い海のごとく豊かです。

一度惚れてしまった人には、甲斐甲斐しく愛情を注いでいきます。

しかもブレーキがないので、とことん素直に相手を愛します。

いずれにしても、壬辰の人は人生の様々な面でスケールの大きな結果を残します。

平凡な環境ではちょっと発揮されにくいという傾向があるので、才能を開花するなら安定感のない場を活動拠点として選ばれるとよいかもしれません。

まさに「濁った水を飽和する」というような感じです。

春の大河には、実に様々な可能性が秘められています。

色々なことにチャレンジして、様々な経験を吸収していって欲しい干支ですね。

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