壬午は、水性の陽干「壬(みずのえ)」と、火性の十二支「午(うま)」が一つに組み合わさって成立する干支です。
干支番号は19番、冬の十干である壬と、夏の十二支である午の合体です。
真夏の太陽の下の大きな海。
上記の二つの大きな要素が一つの器に入ることになるので、喜怒哀楽の激しさも出るようになりますし、気分屋のように思われることもあるでしょう。
物事に熱中するスピードも早いですが、冷めたときの潔さもこれがまた見事なまでです。
そんな勢いのある壬午の人ですが、基本的に根はいたって真面目で、多才な一面なども持ち合わせています。
また、壬午の生まれの人は、大きな水と火のせめぎ合いによって引き起こされる特殊な霊感を有しているといわれています。
過去に何か覚えはありませんか?
また、この性質が頭脳明晰により拍車をかければ、頭の回転の早い人、感性の鋭い人へと次々に変化していきます。
孤独な環境で成功を得ると言われていますが、孤独というのは実に様々な意味合いに解釈することが出来ます。
「本当に身体一つで」という意味にもなりますし、反対に「精神的に自立した状態で」という解釈に捉えることも出来ますね。
またそれは、実際に一つ一つの決断のときが来るまでは誰にもわかりません。
一つのことを長い時間をかけて成し遂げていくというよりは、その時その時で熱中したことに情熱を思いきりささげていくことで、壬午の人の才能はよりスムーズに磨かれていくことになります。
もともと変化していくことは上手なほうなので、時代の流れをいち早くキャッチして次々と新しい世界に飛び込んでいくことでしょう。
恋愛にも一直線!
アツさと冷静さが同居するような、不思議な雰囲気が人の目の中に残りやすい、壬午の人なのです。