己卯(つちのとう)生まれの人の性格

己卯は、土性の陰干「己(つちのと)」と春の十二支「卯(う)」が組み合わさって成立する干支です。

干支(生まれた日)の算出法

干支番号は16番、春の田園のイメージを持つ己卯の生まれの人は、初代運的な要素を持ち合わせています。

それは何故かというと、春の田園というのはこれから種まきが行われるという、まさに「これから新たに始まる状態」であるからです。

己卯の人は、新しいことを始めるのが得意であり、使命でもあります。

本来田んぼというのは、人の手や気候の変化の力でしか地形を変えることが出来ません。

ですので、自分から変身しない⇒臨機応変に自分を変えることが苦手、というような不器用な一面も持ち合わせています。

しかしこの要素は悩みへとつながるというよりは、むしろ意外な性質となって人付き合いに生きていきます。

人との会話・コミュニケーションは実にテンポよくこなします。

そして面倒見もよいので、人脈が広がるのにそう時間はかからないでしょう。

しかし、己卯の人と話していると次第にわかってくると思いますが、この生まれの人は無
理なく意見を突き通すのが非常に上手なのです。

自分(田んぼ)の意思はなるべく変えず、人の意見(地上で実っている作物)をバランスよく取り入れながら自分の方向性に生かしていくことが出来るのですね。

ですから、こうしたい!と思えば周りの協力を上手に生かして無理なく運用していくことが出来ます。

あくまでも、自分の最初の目標は変えない。

己卯の人の、先天的なセンスですね。

己卯の人とお話していると、どなたでもきっと愉快な気分になれますよ。

楽しませてくれるのが上手なのですね。

自分が相手に自然と取り込まれていく感じ、そこに嫌な感情は、大抵は一切生まれません。

とはいえ、人の相性というのはどこでどう変化するのかわかりませんから、一概に全ての場合に、とは言えないのですが・・・。

知能が高く、頑固な面が協調されない方法を無意識にリサーチしているのでしょう。

その代わり、周りの人の面倒はよくみます。

ですがそれは親分肌と言うよりは、あくまでもその人の個性を理解し、好きにさせてくれるというような、懐の深い人柄の成せることなのです。

一緒に仕事をすれば、きっと楽しい毎日を提供してくれる。

愉快な己卯の人は、たくさんの人の心に温かい微笑を育んでくれるのです。

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