イヌは12支の中で、一番人の傍にいる動物でしょう。
他の動物は、人とは一線を画して付き合ってきました。
イヌも他の動物と同じく様々な役割を担ってきました。
狩猟を行うものや、ヒツジを追い込む牧羊犬、そりなどで荷運びをするイヌ、留守を守る番犬など、人にとってはその従順さから扱いやすかったのでしょう。
しかし他の動物とは違うのは、イヌは賢く、躾もできることから、古くからペットとしても人と共に生きてきたのです。 続きを読む 戌(いぬ)年!ご主人の帰宅を予知する?
イヌは12支の中で、一番人の傍にいる動物でしょう。
他の動物は、人とは一線を画して付き合ってきました。
イヌも他の動物と同じく様々な役割を担ってきました。
狩猟を行うものや、ヒツジを追い込む牧羊犬、そりなどで荷運びをするイヌ、留守を守る番犬など、人にとってはその従順さから扱いやすかったのでしょう。
しかし他の動物とは違うのは、イヌは賢く、躾もできることから、古くからペットとしても人と共に生きてきたのです。 続きを読む 戌(いぬ)年!ご主人の帰宅を予知する?
イヌは基本的に安産だと言われています。
多くの子を産むわりに出産にかかる時間も短く、子犬たちはすくすくと早く育っていくことから、安産の象徴とされています。
帯祝いという安産を祈る儀式があります。
妊婦が安産を願って岩田帯を腹部につける儀式です。
これは妊娠5ヶ月目に入った戌の日に行います。 続きを読む 戌(いぬ)年!安産の守り神
亥は日本ではイノシシを指しますが、中国など他の国ではブタのことを指します。
ですから12支にイノシシがいるのは日本ぐらいで、他の国はブタなのです。
これは、日本ではブタを飼う風習がなかったためです。
しかしブタとイノシシはそこまで遠くはありません。
イノシシはブタの先祖で、イノシシを家畜化して品種改良したものがブタなのです。 続きを読む 亥(いのしし)年!猪突猛進
奈良時代から平安時代にかけて宮中に仕えた和気清麻呂という人物がいました。
当時法王だった道鏡は、策略を巡らせて天皇の座に就こうとしました。
道鏡は『道鏡を天皇にすべき』と神のお告げを聞いたと言えば大臣にしてやる、と清麻呂に言いました。
しかし、清麻呂はその買収には屈せず、本当の神のお告げを報告したのです。
『道鏡を追放しなさい』と。 続きを読む 亥(いのしし)年!お札になったイノシシ
甲子という干支は、六十花甲子の一番最初の干支です。
干支番号は1番、古い習慣を打ち破り、新しい流れを作る星といわれています。
子(ね)は、季節に当てはめると「冬」になります。
冬の水。
その上に木性の陽干である「甲(きのえ)」が乗る事によって、甲子という一つの干支が成立します。 続きを読む 甲子(きのえね)生まれの人の性格
乙丑とは、木性の陰干「乙(きのと)」が「丑(うし)」という十二支と組み合わさって成立している干支です。
干支番号は2番、初心を貫いて忍耐することで大きな花を咲かせることの出来る人です。
甲が樹木であるのに対し、乙は草花を表します。
丑は「湿った土」です。
冬ですので、その湿気は寒気によって凍りついています。 続きを読む 乙丑(きのとうし)生まれの人の性格
丙寅とは、火性の陽干「丙(ひのえ)」と「寅(とら)」という十二支が一つになって成立している干支です。
干支番号は3番、丙(ひのえ)は、太陽のような大きな炎です。
そして、寅(とら)は「大きな樹木」です。
寅の木性が、丙の働きをより活発にしています。
春に柔らかく私たちを照らしてくれる、暖かな太陽のイメージを思い浮かべてみてください。 続きを読む 丙寅(ひのえとら)生まれの人の性格
丁卯は、火性の陰干「丁(ひのと)」と「卯(う)」という十二支が合体して成立している干支です。
干支番号は4番、丁(ひのと)は丙火と同じく火性の干ですが、丙は太陽のような大きな炎であるのに対して、丁は小さな火です。
しかしこれは、スケールが小さいという意味ではありません。
丁は、実に様々な光に例えられます。
例えば、丙が太陽であるのに対して、丁はお月様。 続きを読む 丁卯(ひのとう)生まれの人の性格
戊辰は、土性の陽干「戊(つちのえ)」と「辰(たつ)」という十二支が組み合わさった干支です。
干支番号は5番、戊は、土や土地の中でも「山岳」のことを表します。
山は大きいですから、他の十干よりも人々の注目を集めやすいです。
そして、「人々を引き付ける=山に登る」という、無意識の収集力も持ち合わせています。
辰は春の季節の十二支、まさに春の山。 続きを読む 戊辰(つちのえたつ)生まれの人の性格
己巳は、土性の陰干「己(つちのと)」に「巳(み)」という十二支が組み合わさって成り立っている干支です。
干支番号は6番、戊が山岳を表すのに対して、己は「田園」です。
また、巳という十二支は火性の質で、これは「初夏」の季節を指します。
ということで、己巳は「夏の始まりの田園」を意味することとなります。
山はその表面に多くの恵みを集めますが、大地は地表から下、土の中にいろいろなものを埋め、隠しています。 続きを読む 己巳(つちのとみ)生まれの人の性格
庚午は、金性の陽干「庚(かのえ)」と、夏の火性である「午(うま)」が一つになって成立している干支です。
干支番号は7番、庚は大きな金属、大きな刀のことを表します。
それはまるで、木を切り倒す斧のようでもあり、美しい切っ先を持つ刀のようでもあります。
これが真夏の午の性質の上にあるということは、まさに、火に炙られる真剣。
常に火に炙られている状況は、この生まれの人の中に直情的で攻撃的な性質を作り出します。 続きを読む 庚午(かのえうま)生まれの人の性格
辛未は、「辛(かのと)」という金性の陽干と真夏の十二支「未(ひつじ)」が合わさって成立している干支です。
干支番号は8番、午の次にある未という十二支ですが、午が火性であるのに対して未は土性です。
しかし季節は真夏、そのことから、未は真夏の焦土を意味します。
辛は金性の十干ですが、鋼鉄である庚とは違い、ソフトな金属を表します。
人工的な炎でどんな形にも変化することが出来る金属。 続きを読む 辛未(かのとひつじ)生まれの人の性格