「占いの話」カテゴリーアーカイブ

気まぐれな猫の夢

猫も人々に近しい動物です。

ペットとして飼っている人も多く、野良猫もよく見かけます。

街中にもよくいて、人々の心を癒してくれます。

猫は犬などに比べると、わがまま、気まぐれなどと言われています。

そういった点から、夢の中では女性を象徴する動物とされているのです。

女性からしてみたら、少し心外かもしれませんね。

男性が猫の夢を見ると、気まぐれな女性に振り回されることを暗示しています。

ただし新たな出会いや願望も意味していますので、決して悪い夢ではないでしょう。 続きを読む 気まぐれな猫の夢

鳥の夢は自由への憧れ?

スズメやハト、カラスなど、普段から様々な鳥を見かけます。

私たちは地上で、鳥たちは上空で生活をしていて、近いようで住む世界が違います。

私たちの上で優雅に飛んでいる鳥に対して、憧れる部分はあるでしょう。

空を飛んでいるその姿は、しがらみなどなく、自由に思えるからです。

夢の中で鳥が気持ちよく飛んでいると、それは自由な心や創造力を表します。

何か困難があっても、自由な発想などで超えられることを暗示しているのです。

その発想が、仕事面などでも発揮できるでしょう。

鳥が巣作りしている夢は、近いうちに家庭を持つことの暗示です。 続きを読む 鳥の夢は自由への憧れ?

魚の夢は幸運を呼ぶ

綺麗な海や川の中を悠々と泳ぐ魚。

その姿は美しく、神秘的にも見えます。

水の中を泳ぐ魚は、空をはばたく鳥のように自由に思えます。

そのように自由への憧れで見ることもあります。

魚は夢の中では希望や幸運の象徴です。

それが魚の群れならば、さらに大きな幸運が待っているでしょう。

また、豊作も意味しているので、農家などでは吉夢とされています。

魚を見れば金運は高まり、食べれば恋愛成就や仕事運や学力の上昇を意味しているのです。 続きを読む 魚の夢は幸運を呼ぶ

見た夢はカラー?白黒?

セピアの夢、白黒の夢、カラフルな夢など、夢も写真のように様々です。

夢の中の色というのは、そのときの精神状態を暗示しています。

カラフルな夢であれば、ポジティブでパワーがあふれている精神状態を示しています。

また、くすんだ夢、暗い色の夢であれば気持ちも沈んでいるようです。

そのような夢を見ていても、徐々にカラフルになってくれば、それは心が前向きになってきていることを表しています。

ただし、ピンクの魚や緑色のシマウマなど、あり得ない色のものや組み合わせの悪い色が出てくるようなら、それは心身が疲れていることの暗示です。

休養が必要かもしれません。 続きを読む 見た夢はカラー?白黒?

どんな夢でも印象で決まる

楽しい夢、怖い夢、というのはその夢の内容だけでは決まりません。

普通に考えたら楽しいはずが、なぜか夢の中では暗い気持ちだった。

内容は怖いのに、楽しく笑っていた。

など、夢から覚めると疑問に思うことでも、夢の中では不思議なことではありません。

理不尽なことがまかり通る世界なのです。

その夢を見て、どう感じたのか。

良い印象だったのか、悪い印象だったのか。

それによって、その夢の意味も変わってくるのです。 続きを読む どんな夢でも印象で決まる

実は夢の意味は人それぞれ

どんな夢にも意味はあります。

ただし、誰しもが猫の夢を見たからと言って、同じ意味があるとは限りません。

猫が好きな人もいれば、嫌いな人もいるからです。

『好きな猫が夢に出てきた』というのと、『嫌いな猫が夢に出てきた』というのでは、意味が変わってくるのです。

カレーも、レトルトのカレー、本場インドのカレー、好きな人の作ってくれたカレー、自分の作ったカレーなど、様々です。

それぞれが『カレー』というもので括られるものではなく、意味も少しずつ違うのです。

好きな人の手作りカレーなら幸せな気分になれます。 続きを読む 実は夢の意味は人それぞれ

干支の動物占いはバーナム効果

2014年、今年の干支は午です。

年賀状をメールではなく、きちんと書かれた人はきっと午が馬であることはお分かりでしょう。

干支のうちのひとつの動物、馬は干支の順序から言うとヘビ(巳)とヒツジ(未)の間、7番目に当たります。

この午年生まれの人、派手で賑やかなことを好み、社交的で積極的ですが反面、短気な部分もあって根気がなく、時には周りの空気を読めずに不愉快にさせることがある・・・なんてことを干支占いで言われていることと思います。

うん、当たってる、と思うか、そんなこと言ったら学校の同級生は全部、同じ性格になるだろ、と一笑に付すかは人それぞれですが、これ、どちらも正解であり、不正解でもあります。 続きを読む 干支の動物占いはバーナム効果

干支は占いではなく方法論

干支の動物占いはその他の一般的な占いと同様、バーナム効果によるもの、と書くと、当然、「ほーら、やっぱり占いなんてそんなもん!」と根拠の寄る辺もなく自信たっぷりの顔をする人もいるでしょう。

では、1990年生まれの男性に、「貴方は庚午生まれで、彼女は1996年生まれだから丙子となり、貴方は陰陽五行説における金の陽干、金の兄と言われるが彼女は丙、つまり火性の陽、火の兄とされるために貴方は溶かされてしまう危険性を持っています。

しかも午と子は正反対の位置にあり、相性も良くない。別れる方が賢明です」などと言われたらどうしますか?

さらにもっと細かく陰陽五行説と干支を説明されて解説されたらどうでしょう? 続きを読む 干支は占いではなく方法論

還暦は生まれた干支に戻ること

干支の歴史は古く、殷の時代といいますから、今から3700年ぐらい前には作られていたことになります。

日本に干支が入ってきたのはいつの頃か定かではありませんが、欽明天皇の時代(554年)、中国の暦本が百済から渡来したという記述があるので、その前後には日本でも干支を使用していたといわれています。

お正月の年賀状ぐらいにしか干支は一般的に使われておらず、暦も方角も今では西洋式に習っていますが、じつは普段の生活のなかにも干支は浸透しており、誰でも意外と使っている風習や言葉があるのです。

たとえば還暦。かつて、満60歳の誕生日を迎えると赤いちゃんちゃんこを着せられて還暦祝いをされていました。

還暦を機に現役引退をすることが多く、その後は孫の世話や自分の好きなことをするというのが昔の風習ですね。 続きを読む 還暦は生まれた干支に戻ること

干支は12の動物だけにあらず

干支、というと十二の動物と思われがち。もちろん間違いではありません。

子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)、これで十二ですが、本来、これを十二の支(と)といいます。

これに、甲(こう・きのえ)、乙(おつ・きのと)、丙(へい・ひのえ)、丁(ちょう・ひのと)、戊(ぼ・つちのえ)、己(き・つちのと)、庚(こう・かのえ)、辛(しん・かのと)、壬(じん・みずのえ)、癸(き・みずのと)の十干(じっかん)を合わせると、本当の干支になるのです。

十干は10年サイクル、十二支は12年サイクル。

これを組み合わせると2014年は甲と午、甲午(きのえうま)となり、次にこの甲と午が巡りあうのは10と12の最小公倍数の年、60年後ですから2075年(数え年のため、2014年は除きます)となるわけです。 続きを読む 干支は12の動物だけにあらず

上旬という言葉は十干から生まれている

十干十二支によって干支となり、暦が60週年サイクルで巡るのですが、これは年に限らず月、日にも当てはめられます。

1年は12ヶ月ですから、これに十二支が当てはめられ、日には年と同じ十干と十二支を組み合わせて60日周期としました。

この暦の方法、今でも日常的な会話で用いられています。

先々、きちんとした予定は立てられないけれど、だいたいその辺りで物頃を決めたい、という時、4月の上旬頃、などという言い方をしますが、この上旬とか中旬、下旬は60日周期から生まれた言葉です。

この干支では十干が10日サイクルであることから、1サイクルを旬と呼んだ習慣があり、ここから太陽暦の1ヶ月を約30日に分けて、上中下、それぞれに旬をつけるようになったのです。 続きを読む 上旬という言葉は十干から生まれている

10個の太陽が十干の始まり

暦が十干十二支から組み立てられていることはお分かりになったと思いますが、さて、この十干十二支、どこから生まれたのでしょうか?

最初に生まれたのが十干。

現時点で実在が確認されている中国最古の王朝、殷の時代には干支が使われていた形跡が残されていますが、十干は中国神話に登場する君主、堯(ぎょう)まで遡る必要があります。

堯、その後の殷では10個の太陽が毎日交代で上っていたと考えられており、その10個にそれぞれ付けられた名前が十干の始まりと言われています。

つまり10個の太陽が一巡りすることを旬と呼んだわけですね。 続きを読む 10個の太陽が十干の始まり