日本における月相と交通事故の因果関係

全国の高速道路警察隊から10年間、およそ600万件のデータから調査した結果を見ると、月が新月と満月の時、死亡事故を起こすほどの大事故は多発、上弦と下弦の時は軽度の事故が多発するといった内容で、事故の種類と月相には何かしらの因果関係があるとしています。

もちろん、この調査は警察の公式発表ではなく、高速道路警察隊の個人が調査した結果によるものですが、数値上、はっきりとその事実が判明しているところに興味が引かれます。

因果関係の理由としては、新月と満月になると人間は緊張状態に陥りやすく、攻撃的になることから信号無視、スピードの出し過ぎ、無謀運転をすることから大事故につながり、上弦と下弦になると人間は弛緩状態に変わるので、注意力が散漫となって軽度の事故を起こしやすくなる、とか。

もちろん、これは調査の結果に対する推察であり、検証例や科学的根拠があるわけではありません。

しかし実際に数値として表れている以上、ドライバーは参考にしてもいい情報でしょう。

月相による因果関係だけでなく、確かにやたらと蒸し暑い夜とか、しとしと降り続く雨の時とか、気持ちも攻撃的になったり沈んだりして運転にいい影響を及ぼすことはありません。

とりあえず新月と満月の夜はリラックスできる音楽でもかけながら、ゆっくりとクルージング運転をしてくださいね。

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