月が地球を回る公転周期は約27日、月の自転周期も約27日なので、月はつねに同じ方向、つまり月の裏側は見せていません。
あんまり天文学的な方に寄ると難しくなっちゃうので、この辺はサラッと流しましょう。
なぜ月は形を変えるのかというと、形を変えているのではなく太陽の当たる光の部分が変わるので形が違って見えるようになるわけですね。
月の形が本当に変わっちゃったら大変ですから。
地球を回る月がちょうど太陽の光を月の裏側に受けると地球側の月の部分は影になってほとんど見えません。これが月齢初日、太陰暦や天文学的用語では朔(さく)とか新月とか言います。
この月齢第1日目から月は地球から見て逆時計回りをし、少しずつ太陽の光の当たる面積を増やしていきます。
地球から見て9時の方向に月が来ると上弦、月の右半分に太陽の光が当っています。
6時の方向に月が来ると月は地球側に太陽の光をすべて受けるので満月となり、太陰暦、天文学的には望(ぼう)と言いまず。
月が3時の方向に来ると上弦の反対、下弦となって月の左半分に太陽の光があたり、そしてまた朔に戻ります。
この周期が約27日なわけですね。
月齢占いが出てこないじゃないか、って?
もちろん、次に出しますから。
その前に月齢のこと、知っておいた方がいいでしょ?