八白土星(はっぱくどせい)は、九星では8番目にあたる星です。
“土”の性質という点では、二黒土星(じごくどせい)や五黄土星(ごおうどせい)と一緒です。
しかし、八白土星の“白”の字が象徴するように、他の土性よりもどっしりとした感じは消え、軽快な人が多いのが特徴です。
とはいえ、大器晩成の人ですから、壮年期に入ってからが青春のようなものかもしれません。
このように、実年齢よりも若々しい性質を持っているのに対して、若い頃から非常に早熟な価値観も兼ね備えているため、見方によってはそれらが二面性に映ることもあります。
八白土星の人は、父性愛を持っている人です。
二黒土星(じごくどせい)の人が母性愛、それの反対ですね。
人に対して時に厳しく、時に見守るような温かい接し方ができる懐の深い人です。
猜疑心が強く、決断力も少し弱いのですが、十分に考え抜いた上で決断していくので、間違いのない選択ができる人です。
また、男性はギャンブラー的な要素が強い人生を歩むこととなりますが、女性は倹約家でしっかりしている人が多いので、財運・福運に恵まれます。
若い頃から現実的な欲望が強いわけではなく、どちらかというと放浪を好むような精神性の強い生き方をしていくことになるでしょう。
八白土星は神社などの仏神に縁が深い星でもありますので、それらを訪れることが一つの開運法となります。