四緑木星(しろくもくせい)の人は、他人の言動に惑わされることは少なく、自分の思いを貫ける強さも持ち合わせています。
しかし、同時に物事に対する執着があまり沸いてこないというタイプで、目標が中途挫折に終わってしまうこともあります。
のんびりした人なので、それでも構わないと思われる人が多いのですが、あともう少し手を出せばもっと完成度の高い結果を得ることができるというときに行動することを止めてしまうので、周囲は「何ともったいない・・・」と歯がゆい気持ちになるのです。
のんびりとしていて他人を大切にするぶん、自分で決断する力が弱くていつも風に揺れているというようなところがありますから、若い頃は育ちのよいお坊ちゃん・お嬢ちゃんのような雰囲気をしていることもあります。
四緑木星の人はもともと器用なタイプであるということと、目標をしぼりきることができずに他に目移りしやすい人ですから、様々なことに広く手をつけていくというよりは一つに的をしぼって一つずつ完成させていくほうがよいでしょう。
飽きっぽいということは、執着による精神的な葛藤が生まれにくいということにも通じます。
その点はプラスに活用して、細かいことに捉われずに重要なポイントを達成していきましょう。