●土地が道路より低いケース
環境によって人間心理は大きく影響を受けるものです。土地が道路より低いということは、水はけがよくないということが直感的にわかると思います。
雨の日は敷地が水浸しになるでしょうし、敷地に水が流れ込むということはたとい高床住居造りでも湿気の問題がつきまとうことは誰でも想像できるでしょう。
想像するだけでじめっ~としてくるようです。湿気が多いと人間は不快感を感じます。高温多湿のサウナを好む人は、サウナを出た後の爽快感、快感を得るために苦しくでもガマンするわけで、いくら引きこもりのサウナ好きの人でも自分の部屋をサウナに改造することなどありますまい。
とにかく土地が低いと水の問題がつきまといます。そうすると、土地も軟弱で不安定になり知らず知らずに不快感が募っていくことでしょう。
イライラが蓄積されると、人は怒りっぽくなります。いつもイライラカリカリしていたら病気になります。さらに湿気によってカビなどが発生しやすい、そしてじめじめして陰気な雰囲気になります、怒りっぽく、争いが絶えず、かつ陰気というのは最悪です。まるで修羅の家のようです。