どなたはんでも知っとる昔話に「笠地蔵」ちうお話があるんや。実直な老夫婦が正月の支度をするため、町に笠を売りに出かけまっけど一つも売れず帰ってきまんねん。その帰り道、雪に埋もれて寒そうなお地蔵様に、売れなかった笠をかぶせてあげたんや。
すると大晦日の晩、お地蔵様が笠のお礼にと、餅や米やらなんやらの正月仕度を老夫婦に運んでくれたちうワケや。これで二人は豪華な正月を迎えることが出来たんや。
また全国には「身代わり地蔵」と呼ばれるお地蔵様がようけ存在していまんねんわ。これらのお地蔵様はかつて、疱瘡や飢饉やらなんやらから身代わりとなって人々を守る「村の守護神」として役目を果たしとったちうワケや。
このように不思議な力を持つお地蔵様を、ぜひお側に迎えてあげておくんなはれ。水晶念珠の大玉は、なんとマア百八面カットなんやで!お地蔵はんが手にかけとる、水晶念珠の大玉はの最高の吉数である百八面カットを施したんや。
仏法の世界では、人には百八の煩悩(悩み、苦しみ、迷い、災難、不運) があるとされていまんねんわ。その中には努力して解決できるものもあるんやが、ようけは偉大な神仏やらなんやらの力を借りまへんと、いつまでもつきまとって離れまへん。
やっかいな百八の苦難や不運を断ち、吉運に転じるために、最も有効な方法とされとるのが、両手に念珠を掛けて一心不乱に祈り続けることやった。
またそれに代わる方法が《百八徳地蔵》の合掌する手に水晶念珠を掛けて、身近に飾っておくことなのや。水晶の念珠には邪気や悩み苦しみ、災厄、不運やらなんやらのマイナスを、ことごとくプラスに転じる働きがあると言われておるけどダンはん、特に百八面カットされた水晶玉が発する徳パワーの心強さはケタ違いと言われていまんねんわ。
水晶念珠(百八面カット大玉付)で見逃すことがでけへんのは、災厄や不運やらなんやらを撃退することはもちろん、金銭や商売、健康、愛情面やらなんやらで、とてつもない幸運奇跡を起こしてくれると言われとることや。
ただ水晶玉に百八面ものカットをほどこすために、きわめて精巧な特殊技術が必要や。完成するまでにはかなりの手間もかかるさかい、製作数が限られてしまいまんねんわ。こないな百八面カット水晶玉は稀少性が高いだけに、そこに秘められた徳パワーも、間違いなくあんはんの期待にこたえてくれることでっしゃろ。