干支、じつは毎日の生活のなかで行動の方向性を決める要素を多分に含んでいる方法論ですが、これまで概念的な話が多く、実践的、あるいは具体的な方法論が出てきていません。
十干十二支による方法論の実践は各々によって方向性が変わるので具体案は自分で見つけなければなりませんが、それでは不親切すぎるし、面白味もありませんね。
たまには、ふんふん、そうなんだ?的、軽い話題があってもいいので、ここで十干による性格判断なるものをご紹介しましょう。
言ってみれば十干は陰陽五行説が反映する基本ですから、この性格判断を十二支や十干十二支と合わせた方位、時間にも応用してください。
では最初に甲(きのえ)。
木の陽干で樹木を表しています。
ここに属する人は大木が天に伸びるように一直線な性格を持っています。
理想主義的で人の上に立つ、つまり木の枝の下に人を集めて保護するというリーダーシップを持っている反面、融通が効かないという部分を持っています。
樹木ですから戌や辰といった固い土の作用を持つ支、子や亥といった水の作用を持つ支が味方になると強い存在になります。
寅と行動を共にすると比和となり、良い結果、悪い結果、共に加速がつきます。
リーダーシップを発揮するだけに保護している人まで結果を巻き込むことになるので比和には注意を。