イヌは12支の中で、一番人の傍にいる動物でしょう。
他の動物は、人とは一線を画して付き合ってきました。
イヌも他の動物と同じく様々な役割を担ってきました。
狩猟を行うものや、ヒツジを追い込む牧羊犬、そりなどで荷運びをするイヌ、留守を守る番犬など、人にとってはその従順さから扱いやすかったのでしょう。
しかし他の動物とは違うのは、イヌは賢く、躾もできることから、古くからペットとしても人と共に生きてきたのです。
イヌを飼っていると、家に帰った際に玄関で待っていてくれることが多々あります。
お出迎えしてくれるのです。
帰る直前なら音や嗅覚でわかるのかもしれませんが、いつも帰りの10分前に同じ行動を起こしたりするイヌもいて、主人の帰りを予知しているのでしょうか?
主人の帰宅を予知するイヌは、実に50%もいるのだそうです。
本当に予知能力を持っているのでしょうか?
帰ってくる時間に合わせて、奥さんが料理を始めるのをイヌが見ているのかもしれません。
カエルコールの電話がきて、それからどれぐらいで帰ってくる、というのをイヌも知っている可能性だってあります。
イヌは賢い動物なのですから、そういうことを覚えている可能性もあります。
しかし、それでも本当に予知能力を持っているんじゃないか?と思うときもあります。
それはきっとご主人との絆なのではないでしょうか?
イヌは従順ですから、遠くからでもその絆を感じているのでしょう。
そう思うと、寄り道などしないで真っすぐ帰らないといけないですね。
玄関先であなたの帰りを待っててくれているのですから。