夢が現実の世界にもたらせた恩恵、工業の発展や数学の進歩だけではありません。
芸術面でもいろいろあります、というより、芸術面こそ夢の発露が豊富な世界といえるでしょう。
ロックとポップスにおいて20世紀を代表するバンドのひとつに数えられるビートルズ。
そのメロディメーカーがポール・マッカートニーです。
彼は1965年、夢の中に浮かんだメロディを起床後、すぐに書き写し、それをピアノで弾きました。
最初は誰の曲か分からず、家族や友人に聞かせますが、誰も答えられません。
1ヶ月間、そのメロディを弾き続け、それがようやく自分のオリジナルと気がついた時、ジョン・レノンと一緒に歌詞を書いて5枚目のアルバム「4人はアイドル」のB面6曲目に収納しました。
その曲こそ「Yesterday」だったのです。
ちなみにB面とはレコードの裏側のこと。
ポリ塩化ビニールを素材としたレコードは表裏で再生していました。
CD年代には遥か遠い昔の話です。
ポール・マッカートニーの「Yesterday」はその後、2,000以上のカバー・ソングが生まれ、英国BBCが制作した「ザ・リッチエスト・ソングス・イン・ザ・ワールド(世界の音楽でもっとも稼いだ曲)」では第4位にランクインしています。
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