バラクーダの曲としては「血液ガッタガタ」よりも「日本全国酒飲み音頭」の方が個人的には好きなのですが、それはともかくとして1980年代のABO式血液型によるコミカルな流行は1990年代に起こったヒートアップの前兆だったといえます。
1980年代は「演歌・血液ガッタガタ」や「恋愛症候群」の他にも当時アイドルだった相川恵里さんが「だけどうっかりそこが魅力なのAB型の彼~」と歌っていた「ABコンプレックス」や「演歌・血液ガッタガタ」の歌詞を嫌いな女性タイプではなく男性タイプに置き換え、漫才コンビの「ピンクの電話」が歌っていた「演歌・血液ガッタガタⅡ」などがありました。
極めつけは当時、まだまだ元気だった三菱自動車のCM。
ミラージュという2BOXハッチバックとその派生車種に対して、すべてABO式血液型を結びつけています。
A型はスイフト(現在のスズキの車種ではありません)、B型はファビオ、O型はサイボーグ、そしてAB型はXYVYX。
なんて読むのかというとザイビクス。
ミラージュの後方をカーゴスペースにした2シーターですが、商業車でも使えないような設計です、なぜAB型なのか(もちろん他の車種も)まったく分からず、こうなるとABO式血液型性格分類も単なる流行でしかありませんでした。
こんな車作っているから三菱自動車、日産に買収されちゃうんですよね。
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