ABO式血液型をテーマにして「ブラッドタイプ」を執筆した松岡氏、「究極の血液型心理検査」という特設サイトを開いて話題を呼びました。
その検査をしたほとんどの人が当たっている!と絶賛したのですからたいしたものです。
そのシステム、巻末に書かれていたパスワードを入力すると種明かしが分かるようになっていたという点がいかにも 松岡氏らしいところ。
種を明かすと設問や自己申告によるABO式血液型の入力とその検査結果にはまったく関連性がありませんでした。
当たっている!と思った人、かなり恥ずかしいですね。
「ブラッドタイプ」の惹句には「血液型で性格は変わらない お願い!それを証明して!」と書かれています。
つまり松岡氏はABO式血液型の性格分類に対して否定的で、小説に合わせてそれを証明した形になります。
ここまでABO式血液型信者を追い込むのも大人げない気がしますが、松岡氏、催眠療法を学んでおり、マジックショーでおなじみの舞台催眠術にも精通していることから一時、芸能人として活動していた時期が科学的根拠のないものに対する否定に影響していると考えられます。
確かにABO式血液型信者って、指でパチン!とやる催眠術もすぐに信じそうですよね。
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