「発掘!あるある大事典」はいかにも科学的根拠があることを背景に生活情報をドラマチックに演出することで人気を集めた番組です。
この番組の影響力の凄さは、取り上げた食材が次の日、スーパーの食品棚からなくなって品不足になったことからも分かりますね。
しかし、その独自に行った科学的根拠の実験が一方的であったことから社会問題になり、番組は急遽、打ち切りとなりました。
血液型を扱った回でもABO式血液型による脳の動きだとか園児の行動体系で性格分類を行っていましたが、これも正確性に欠けるとの指摘があったことはABO血液型信者には記憶に残っていることでしょう。
ABO式血液型がわずか1~2時間の、しかもバラエティ番組で解明できるという方がおかしいと感じるのがまともな思考であり、むしろTVだからなんでも正しいと考える方が危険なわけで、バラエティ番組が間違っていた!と目くじらを立てるのもどうかと思いますが、ともかく2004年から1年間で約70本も制作されたABO式血液型に関するバラエティ番組は以後、姿を消すようになります。
なぜかというと、BPO(放浪論理・番組向上機構)がお達しを出したから。
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