「血液型自分の説明書シリーズ」が発売されたのは10年前。
もう、この頃は血液型の相性だとか恋占いだとか性格分類が定着していた頃なので、それを体系的にまとめたことやコンビニでも販売していたことが大ヒットにつながりました。
以後、血液型に関する書籍は二匹目のドジョウを狙って次々に出版されています。
中には「宇宙人は存在する!」的な非科学的な極みの書籍もありますが、これはこれでバカバカしいとは思いながらも楽しく読めるはず。
「人生の9割は血液型で決まる!」なんてタイトル見ただけで笑っちゃいますね。
ABO式血液型の性格分類、もう少し年代をさかのぼると1996年から2004年までフジテレビ局系列で放映されていた「発掘!あるある大事典」に行き当たります。
「血液型自分の説明書シリーズ」で「あるある!」と1人連呼していた読者は明らかに「発掘!あるある大事典」の影響を受けていますね。
都市伝説的な話に適当な信憑性をつけるとすぐに信じてしまう人たちだと推測できます。
「発掘!あるある大事典」は平均視聴率15~16%をコンスタントに稼いでいたのでかなりの人気番組でした。
影響力のあるこの番組で特集されたのが「発掘!あるある大事典Ⅱ」の「春の芸能人血液型スペシャル」(そういえば秋バージョンもありました)。
これを見て、本当にABO式血液型の性格分類は科学的根拠に基づいていると思った人も多いはず。
関連記事(一部広告含む):
- バラエティから血液型番組が姿を消したわけは?
- バラエティ番組がつまらなくなった理由とは?
- 女性をABO式血液型で性格分類した歌は?
- 最初にABO式血液型性格分類の本を出した人は?
- ABO式血液型性格分類から発展させた「リード=おもり役」とは?