和太鼓を叩くとき、いきなり叩いては体を痛めてしまいます。
他の楽器よりも力や体力が必要なので、一曲叩いただけでも筋肉などに負担がかかってしまうことがあります。
若いうちは大丈夫かもしれませんが、無理のきかなくなってくる歳になると、より実感するはずです。
スポーツだって、準備運動は必要です。
同じように考えて、叩く前に十分に準備運動を行いましょう。
一番使うのは腕です。肩から腕、手首、指先まで、ほぐしておきましょう。
特に肩などの関節は痛めやすいので注意が必要です。
腕だけ行えばいいわけではありません。
実は腰や下半身も準備が必要なのです。
担いで叩く太鼓でなくても、腰から下を使うものです。
叩いていると、意外と太ももに張りが出ていることがあります。
全身を使っている証拠です。
和太鼓は全身運動です。
足腰もしっかりと準備をしましょう。
筋肉痛は、しょうがありません。
叩き終わったら、お風呂に入りながら入念なマッサージなどを行ってケアします。
あまり叩き慣れていないと、手の皮がすぐにむけてしまったり、マメができたりします。
心配なら叩く際に手袋をはめたり、テーピングを巻いたりしましょう。
日頃から練習しておけば、筋肉痛やマメも防げます。
筋肉トレーニングも効果があります。
太鼓を叩くには、体が基本です。
気持ち良く叩ける体を作り上げましょう。