創作和太鼓は、基本的には集団で叩くものです。
しかし、その中にはソロのパートや、ソロで叩く曲などもあります。
ソロのパートはそれほどなく、誰でも叩けるわけではありません。
叩くことが許された人はごくわずかです。
盆踊りもソロと言えばソロですが、盆踊りの場合は曲と踊りと太鼓がそれぞれあって一つになります。
太鼓だけが目立つものではありません。
しかし、創作和太鼓では太鼓が主役です。
見ている人の目、聞いている人の耳がその一つの太鼓に集中します。
それだけ注目を集めるのです。
ソロを演奏するには、相応の実力が必要です。
皆に認められなくてはいけません。
また、強い気持ちも必要です。
皆の注目が集まるのですから。
集団の中でソロを演奏している人とは別に、個人で太鼓演奏者として活動し、ソロコンサートを行っている人もいます。
ソロで叩きたければ、ソロもやっている集団の中で頭角を現すか、ソロで活躍している人の元に弟子入りしましょう。
ソロで活躍している人のコンサートでは他の人もソロで叩かせてもらえたりもしますし、何よりその技術を目の前で見て学ぶところも多くあるはずです。
集団で叩くのとはまた別の太鼓がそこにはあります。