夏祭り、やぐらの上で叩いている太鼓。
見ているとかっこよく思え、それで太鼓を始めたいと思った人も多いのではないでしょうか。
『自分もあんな風に太鼓を叩きたい!』と。
盆踊りの太鼓は、実はそこまで難しいものではありません。
基本が難しくはないので、初心者でもある程度は叩けてしまうのです。
その基本とは『どどんがどん』です。
『どどん』で右手で二回叩き、『が』で左手一回、『どん』で右手で一回。
これが『どどんがどん』です。
盆踊りの音楽は、基本的には四拍子でできています。
その四拍子を『どどんがどん』と叩くだけでいいのです。
それを最初から最後まで続けます。
それだけで一曲、形になるのです。
実に簡単でしょう?
度胸を持って、堂々と叩けば、立派な太鼓叩きです。
集団で叩く創作和太鼓などと違って合わせる必要もないので、その点も初心者にも叩きやすいと言えます。
間違えても気にしないぐらいの気持ちで叩きましょう。
プロではないかぎり、細かい間違いはわからないはずです。
ただし、基本は簡単でも、様々な技があったり、一筋縄ではいかない曲もあります。
一人前になるには簡単ではありませんが、一歩は踏み出しやすいはず。
『どどんがどん』で太鼓を始めましょう。