楽器を練習するとき、楽譜は大事です。
初心者だと、いきなり耳コピなんてできません。
楽譜を見ながら、たどたどしいながらもやっていくしかないのです。
楽譜には音階はもちろん、強弱なども書かれており、その曲の全てが詰まっています。
クラシックでは、本番でも楽譜を捲りながら演奏するほどで、それだけ重要なものなのです。
しかし、和太鼓には楽譜というものが存在しません。
では、どのように演奏するのでしょうか?
それは体で覚えるしかないのです。
ですから、教えたり教わったりするのも一苦労です。
『ドン、ドン、タッ、ドンドンッ』というように、口頭で教えるしかありません。
叩き方や強弱など、感覚的に体が覚えるまで練習します。
そうやって覚えていくのです。
頭で覚えるよりも、体で覚えていきましょう。
ただ、他の楽器と同じように、太鼓にも教本などがあります。
読んで叩けるように、独自に譜面のように書かれたものも掲載されています。
ちゃんとした楽譜はありませんが、教本のように自分にわかるように書き留めておくのもいいでしょう。
後で練習するときに役に立ちます。
ただし、やはり太鼓は体で覚えるもの。
たくさん練習して、体に叩き込みましょう。