太鼓を叩いているとき、どのような姿勢でいますか?
集中するあまり猫背になっていたりしませんか?
太鼓を叩いていると皆から注目されます。
そのとき、姿勢が悪かったりすると、ちょっとがっかりされてしまう場合があります。
逆に、背筋が伸びて堂々としていれば、太鼓の音も二割増しぐらいで聞こえるかもしれません。
和太鼓を叩くときの姿勢の一つに『股割り』と呼ばれる姿勢があります。
足を肩幅より少し広く開き、爪先を少し外側に開きます。
そして上体はそのままで膝を外側に曲げて腰を落とします。
これが『股割り』と呼ばれ、この姿勢で上下や左右に動いて太鼓を叩くのです。
太鼓に正対して叩くこともありますし、横に向いて叩くこともあります。
どちらにせよ、やはり背筋は伸びてシャンとしています。
股割りでなくても構いませんが、姿勢を良くしてかっこよく叩きましょう。
また、横の部分を叩くときでも太鼓の左右上下、広く使い分けるだけで見た目がダイナミックになります。
体をフルに使って太鼓を叩きましょう。
膝を使って体重を乗せて、つま先でリズムをとって。
腕だけではなく、体全部で叩くのです。
その姿は常に誰かに見られていますから。