スタジオや教室でなら、実際に太鼓を叩いて練習ができます。
しかし、家ではどのような練習をしたらいいのでしょうか?
太鼓を叩いている人でも、家にある人は少ないでしょう。
和太鼓は他の楽器と違って、音量が大きすぎます。
家で静かに叩くということができないので、よほど防音がしっかりしている家ではない限り、近所迷惑になってしまいます。
家で練習するのであれば、ダンボールの箱を叩くのもいいでしょう。
また、分厚い雑誌などでも構いません。
叩いても大きな音が出ないものを叩きます。
太鼓の音はしませんが、それは頭の中で鳴らしましょう。
大事なのはリズムです。
ピアノなどの楽器だとなかなか音の全てを想像するのは難しいですが、太鼓であれば想像しやすいはずです。
好きな盆踊りなどを聞きながらダンボールを叩けば、ちゃんと練習になるのです。
また、メトロノームを使って叩くのもいいでしょう。
リズムを体に染み付けるにはもってこいです。
ずれないリズムで叩けるようになります。
バチがなければ、鉛筆や指で机を叩いたっていいでしょう。
頭の中で太鼓が叩ければ、どこでだって練習できるのです。