盆踊りの太鼓には、一つの基本的な叩き方があります。
それが『どどんがどん』です。
右手で二つ『どどん』左手で一つ『が』右手で一つ『どん』。
つまり、四回叩きます。
これが盆踊りの基本なのです。
盆踊りはほとんどが四拍子でできていて、この『どどんがどん』だけをやっていれば、ずっと叩き続けられます。
まずはこの基本を身につけましょう。
難しくはないのですが、リズム感が大事になってきます。
盆踊りによってリズムのスピードが変わります。
そのスピードに『どどんがどん』を合わせなくてはいけません。
この基本がちゃんとできれば、あとは応用になります。
逆にこの基本ができなくては、何も始まりません。
『どどんがどん』これを最初はずっとやってみましょう。
変な色気を出さずに『どどんがどん』。
ずっと最初から最後まで『どどんがどん』。
それを繰り返すと、太鼓のリズムが体に染みてきます。
リズムが狂わないように、崩さないように叩くことを心掛けて練習しましょう。
太鼓は盆踊りの要です。
踊る人も気持ちよく踊れるように、リズムを音頭に合わせましょう。
いつでも『どどんがどん』と叩けるように。