太鼓を始める場合、どこかの団体に所属するのと、まずは地元の祭の練習に参加するのがあります。
どちらの方がいいのでしょうか?
まず団体に所属する場合のメリットは、何度も練習ができることや、盆踊りなどの出番もある程度はあることです。
大きな団体なら、毎年行っている祭がいくつかあるはずです。
そこを回るので、幾つもの盆踊り会場に行くことができます。
また、それだけ多くの盆踊りを聞き、叩くことができるので、幅が広がります。
ただし、それだけ練習も重ねる必要もあり、時間は拘束されてしまうでしょう。
サークルのようなものだと考えるといいかと思います。
それに、同じ趣味の仲間も増えます。
一方、地元の祭に参加する場合は、基本的に練習はあまりありません。
前日などに一回二時間程度練習しただけで、すぐに本番、という場合もあります。
さらに本番もその祭一回のみで、そんなに叩く機会はありません。
ただし、地元の祭に参加すると、そこから近所付き合いなどが活発になったりして、人との繋がりはできるはずです。
元来、祭とは地域の活性化や結束を深めるものですから、その目的には沿っているように思います。
時間もかけられないのであれば、年に1、2回の地元の祭でもいいでしょう。
まずは地元の祭に参加してみて、もっとやりたくなったら団体に参加する、というのがいいのかもしれません。