中古車市場でミニバンや軽トールワゴンに次いで人気が高くリセールバリューでも有利なのがクロスオーバーSUV。
ワイドでホイールの大きなタイヤを履き、高い車高はいかにも悪路走行に強い外観を持っていますが車内は高級セダンにも劣らぬ豪華さで、悪路走行よりも都市部の舗装された道路を走る方が似合う車です。
実際、外観ほど中身はタフでなく、駆動方式こそ4WDを採用していますが乗員の快適性を確保するために基本骨格をモノコック構造にしている車がほとんどです。
悪路の走破性を高めるにはラダーフレームが基本ですね。
ほとんどのクロスオーバーSUVはオンロードしか使用していませんが、やはり中にはレジャーとしての用途で乗ってきた車もあり、スキーやマリンスポーツになると確率も高くなります。
レジャーに使われているクロスオーバーSUVは当然、道具をラゲッジルームへ入れることになり、防水加工が施されていないタイプはラゲッジルームが水滴や泥、砂の溜まり場になってしまいます。
もうお分かりですね。
ラゲッジルームのカーペットをめくって、必ずサビのチェックをしてください。
またアンダー部分もチェックして塩害のないことを確認しましょう。
クロスオーバーSUVは一応、オフロードの走行も考慮しているのでモノコックを強化しているのが一般的です。
タフな車には違いないので、モノコックの軋みや歪みに関しては心配いらないでしょう。