ロックに正確な定義はありません。
しかし、ロックとは激しい音楽だと思っている人が多くいます。
激しいアップテンポな曲で、少しうるさいと思っている人も。
それは正しくはありません。
必ずしも激しいものでも、うるさいものでもないのです。
スローなロック、静かなロックだってあります。
ロックというのは、その曲がどういう気持ちで作られたか、そのアーティストがどんな気持ちを込めて歌うか、それに依るものなのです。
どんな曲でも、その気持ちがロックならロックになります。
元々ロックとは、既成概念や体制への反抗心、怒りなどをぶつけた音楽でした。
カウンターカルチャーだったのが浸透し、今ではメインカルチャーになったのです。
その反抗心は今では薄れましたが、その曲の中には訴えたいことや、伝えたいことなどの熱い思いが込められています。
その熱い思いがロックなのです。
曲を聴いていてそれが伝わればロックですし、それが伝わらなければどんなにロックっぽくてもロックではありません。
ロックはその気持ちなのです。
ですから、演歌やヒップホップですらロックになり得ます。
しかも、それは聴く人によって違うので、その人それぞれのロックがあるのです。
あなたなりのロックもどこかにあるかもしれません。
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