音楽にはいくつものジャンルがあります。
ロック、ポップ、フォーク、歌謡曲、演歌、クラシック、カントリー、インスト、レゲエ、ヒップホップ、R&B、パンク……。
細かく挙げればさらに細分化されます。
ジャンルによってもその雰囲気は違います。
自分がどのジャンルの音楽が好きなのか、いろんなジャンルを聴いてみましょう。
ロックは一番定義の難しい音楽のジャンルと言えるでしょう。
日本では若者向けの音楽で、曲を自作していて、バンドスタイル、アーティストとしての自主性がある、というようなものをロックと呼ぶ傾向があります。
しかしこれも人によって捉え方が違うので、一概には言えませんが、聴く人がロックと思えばロックなのです。
ポップはロックよりも商業的で、耳触りの良い曲が多いです。
良い意味で音楽に集中していなくても聴き流すことのできる音楽です。
曲を作って歌うというよりは、人の作った曲を歌っているものが多いのが特徴です。
フォークソングとは元来は民謡のことを指していましたが、そこから派生したポピュラー音楽も指すようになり、世界平和や戦争反対などを歌うメッセージソングとして今では捉えられています。
歌謡曲とは、もともとはシャンソンなどのロックやポップ色の薄い音楽を指していましたが、そこから歌詞のあるものの総称として使われていました。
今では演歌とポップの中間の音楽を主に指しています。
演歌は歌謡曲から派生したジャンルで、日本人独特の感情や思いを歌に込めた音楽です。
せつない情愛や別れ、寂しさなどを扱った曲が多く、『こぶし』と呼ばれる独特の歌唱法で歌われます。