「必要は、発明の母」という諺があります。裏を返せば、その「必要」というのは、「不便さ」があってこそ、感じられたものであります。
だから、個人の発明家は、日常の中に「不便に感じるもの」を探して、それを発明に結びつけようとしております。
ならば「不便は、発明の父」とも言えるのかもしれません。その「不便」と「必要」が結婚して、「発明」が生まれるからです。
日常の中に(家庭や職場の中などに)、不便を見出して、それを改良していくことを心掛けていけば、いつの日か「これは、便利!」と皆から喜ばれるヒット・アイデア商品を生み出すことも、あながち夢ではなくなるでしょう。